汪 南雁

1980年代生まれの世代のことを、中国では「80後」と呼びます。今、中国では約2億人にも上る「80後」は、親の世代とは違った価値観を持つ新人類だと言われています。彼らは、親世代から、わがままで忍耐力が無く、無責任、退廃的などといった批判を受けています。しかし、「80後」が持つ旺盛な消費意欲が、現代の中国における消費市場の中核を成していることは間違いありません。

そして、「80後」の彼ら自身、様々な問題を抱えています。「恋愛・結婚」もその一つです。日本と同じく、若者の高学歴化と共に、結婚年齢も上昇しています。中国では、適齢期を過ぎても結婚しない(あるいはできない)男女を「剰男」「剰女」と言います。仕事が忙しくて出会いがない、自由を楽しみたいなど、理由は様々です。彼らを見守る両親の焦燥感が強く、日曜日の公園には、息子・娘の写真を片手に見合い相手を探す夫婦の姿も珍しくありません。テレビのお見合い番組も盛況です。当の「剰男・剰女」も、結婚したいと思っている人が多いようですが、実際は、なかなかうまくいかないことが多いです。

 

 

 

 

 

今の中国の若者の恋愛・結婚を主題にしたドラマはたくさんあります。有名なものとして、「蜗居」「奋斗」「裸婚」「盛女的黄金时代」が挙げられます。興味がある方は、是非一度ご覧ください。

 

【参考資料】

『月刊日本語』2011年12月号、アルク

百度图片<http://image.baidu.com/>(2012年1月29日)